#福祉 タグ 記事一覧

特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

人権の「最大の尊重」が原則である—「ジャーナリストに渡航の自由を!」安田純平さん旅券発給拒否取消訴訟(岩井信)

1 何を求めて提訴したか 伊藤博文の『憲法義解』(1889年)((伊藤博文著[宮沢俊義校註]『憲法義解』(岩波文庫、1940年[改版2019年])。実質的な著者は憲法起草者の1人、井上毅と言われていま[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.08.26

(第5回)その行動は、何を“伝えて”いるのか?:“行動”の背景にある、ご本人の切実な声

「一つの行動が収まったと思ったら、今度は別の行動が始まった……」 支援の現場で、私たちはときに、まるで“モグラ叩き”のような、終わりなきループに迷い込むことがあります。良かれと思って時間と情熱を注い[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.07.08

(第4回)専門性を支える5つの土台「PEACE」

はじめに 第1回から「倫理観」に触れてきましたが、想いだけではどうにもならないことも少なくありません。想いを形にするには専門的な知識や技術が不可欠です。前回は「専門性」を扱い、支援の軸という言葉を用い[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.06.06

(第3回)専門性とは何か:倫理・知識・技術をつないで“生きた支援”へ

はじめに 第1回では「支援とは、上から何かを“してあげる”ことではない」という倫理的立ち位置を、第2回では「“ふつう”という物差しを疑う」視点をお届けしました。では、その土台の上で実際に現場を動かす力[……]
伊藤真のひまわり先生| 2025.05.20

(第79回・最終回)災害と憲法

戦後80年間、日本は戦争をしない国でいられましたが、多くの災害には見舞われてきました。 自然災害に対して、日本国憲法はどのような向き合い方をしているのでしょうか。「個人の尊重」と自然災害はどういう関[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.05.07

(第2回)「ふつう」を問い直す:支援に必要な視点とは?

前回の連載では「支援とは何か」という問いを出発点に、「特性から考える」ことと「人として見る」ことの両立、とりわけ、私たちのあり方を含めた、いわゆる支援の“倫理観”についてお伝えしました。この“倫理観”[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.04.04

(第1回)「その人らしさ」を支えるということ

そもそも、支援って? 支援という言葉を聞くと、多くの人は「何かをしてあげること」を思い浮かべるかもしれません。発達障害のある方への支援においても、「スキルを身につけてもらう」「できないことを補う」など[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.03.14

(第19回)生殖補助医療で生まれる子の法的地位と出自を知る権利:法整備不在の下に次々と生まれてくる子どもたち

前回は、日本の生殖補助医療には未だほとんど何の法的規制もなく、規制は産科婦人科学会を中心とした医師の自主規制という形で行われていること、そして、自主規制の効力には限界があり、学会の見解に反する生殖医療[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.02.05

(第76回)「危殆化責任の法理」による不法行為の成立範囲の再検討(宮本聡)

長野史寛「権利の危殆化による不法行為責任」(上)(下) 法学教室531号(2024年)51頁以下、法学教室532号(2025年)65頁以下 民法709条は、不法行為に基づく損害賠償責任について、「故意[……]
私の心に残る裁判例| 2025.02.03

(第81回)公共の福祉対公共の福祉—終わらない宿題(大林啓吾)

牧会活動事件判決 教会牧師が建造物侵入等の事件の犯人として警察より追及を受けている高校生二名を教会教育館に約一週間にわたり宿泊させた行為につき、正当な業務行為であるとして無罪を言い渡した事例 神戸簡易[……]
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