#歴史 タグ 記事一覧

特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

(座談会)パスポート裁判が問いかけるもの—渡航の自由をめぐる人権と国益(出口かおり・岩井信・田島泰彦)

出口かおり(弁護士) 岩井信(弁護士) 司会:田島泰彦(元上智大学教授) 1 はじめに 田島 私たちは外国に渡航するとき、旅行でも、NGOなどの活動をするにしても、あるいはジャーナリストが取材報道す[……]
法学セミナー
特集から(法学セミナー)| 2025.09.12

「アナ雪」「モアナ」シリーズの舞台裏—ディズニーの人権尊重責任と先住民族の権利(小坂田裕子)(特集:ビジネスの前提としての「人権」)

◆この記事は「法学セミナー」845号(2025年8・9月号)に掲載されているものです。◆ 特集:ビジネスの前提としての「人権」 近年ますます関心が高まる、ビジネスと人権。 しかし、企業が経済利益に優先[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.08.20

(第18回)文字・書物をめぐる運命と偶然:habent sua fāta libellī/書物はそれぞれの運命を持っている

habent sua fāta libellī ハベント スア ファータ リベッリ― (書物はそれぞれの運命を持っている) 書物の運命 表題に掲げたラテン語の格言は, 古代ローマの文法学者テレ[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.07.17

(第23回)人工配偶子:iPS 細胞から作られつつあるヒトの精子と卵子

前回お話ししたミトコンドリア移植よりはるかに重大な倫理的・社会的・法的問題を、近い将来引き起こすであろう研究の流れに、「成体 (ヒトでいえば成人) の体の細胞を原材料として、人工的に精子や卵子をつくる[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.07.08

(第4回)専門性を支える5つの土台「PEACE」

はじめに 第1回から「倫理観」に触れてきましたが、想いだけではどうにもならないことも少なくありません。想いを形にするには専門的な知識や技術が不可欠です。前回は「専門性」を扱い、支援の軸という言葉を用い[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.06.26

(第17回)音楽のラテン語とラテン語格言:Mūsica est exercitium arithmēticae occultum nescientis sē numerāre animī /音楽とは, 自分が数えていることを知らない精神の隠された数学の訓練である

音楽に関するラテン語の引用句の中でも私が最初に思い出すのは, 表題に掲げた哲学者・数学者 G. W. ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)によるこの[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.06.05

(第79回)トランプ通商政策を理解する—国際通商法における相互主義の概念(平家正博)

平見健太「国際経済法秩序の動態と相互主義の論理(1)(2)」/同「国際通商法における相互主義の位相---法秩序の特質とその淵源について」 『早稲田法学会誌』67巻2号(2017年)379-420頁、6[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.04.24

(第16回)ワインと真実の親密な関係:in vīnō vēritās/ワインの中に真実がある(第2部)

『オデュッセイア』における「ワインと真実」 前回のエッセー(第15回)では, ホメーロス『オデュッセイア』の英雄オデュッセウスが, パイアーケス人たちの王アルキノオスの宮殿で開かれた宴会の場面において[……]
法学セミナー
連載紹介(法学セミナー)| 2025.04.22

リベラリズムが根源的な問いを回避する理由(松尾陽)(連載:笑ってはいけない法哲学 第1回)

◆この記事は「法学セミナー」843号(2025年4・5月号)に掲載されているものです。 1 楽しく生きろ―バッテリィズの漫才 年末に決勝戦が開催されるM-1グランプリ。劇場の漫才に比べれば短い4分とい[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.03.31

(第15回)ワインと真実の微妙な関係:in vīnō vēritās/ワインの中に真実がある(第1部)

表題に掲げたラテン語の格言は, おそらく誰もが知っている, 最も有名なラテン語格言のひとつでしょう. まずは簡単に文法をおさらいしておきましょう. in は奪格と共に使われる前置詞(〜に, 〜の中に[……]
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