#社会 タグ 記事一覧

プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.08.14

(第7回)サラ・コナーには二重見当識がない

ターミネーターってご存じですか 読者のみなさんの中で『ターミネーター』という映画をご存じの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。未来はAIに支配されていて、人間という種の存在が地球環境に悪いと判断し[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.08.12

(第12回)女性の年齢と生殖:卵子数、妊娠確率、流産確率、妊娠合併症

まずは現状把握から始めよう。図 1 に示したのは、日本における第 1 子出産時の女性の平均年齢の推移である[1], [2]。1975 年には 25.7 歳だったが上昇を続け、2015 年には 30.7[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.07.24

(第69回)刑罰論の「休戦」案から考える、企業不祥事の予防、対応(宮本聡)

ポール・H・ロビンソン(松澤伸監訳=十河隼人訳)「刑罰論戦争の『休戦』?──経験的デザート、社会的信頼、道徳的規範の内面化」 早稲田法学96巻1号(2020年)251頁以下より((本稿は、ドイツ語の[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2024.07.23

(第9回)人生は本当に短いのか? Vīta brevis, ars longa/人生は短く, 学問は長い

古代ローマの哲学者であり悲劇詩人でもあったセネカ(Lucius Annaeus Seneca, 前4年頃~後65年)は, 妻の近親者で友人のパウリーヌス(Paulīnus)に宛てた書簡『人生の短さにつ[……]
WCSJ2023 メデジンレポート(みわよしこ)| 2024.07.22

生活困窮者支援の「包摂」は誰のため?――コロンビア・メデジン市の場合/コロンビアの空の下で、科学と社会を語り合う(4)

2023年3月、コロンビア・メデジン市で開催された世界科学ジャーナリズム大会に参加した時、私は生活保護の政策決定に関する研究で博士(学術)の学位記を授与されたばかりだった。そして、メデジン市のとある生[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.07.17

(第6回)死ぬ代わりに先延ばしを選ぶ

本当にこの先に希望はあるのか 突然ですが、この先、生きていていいことはありそうだと思われますか。 実習に来ている医学部の学生さんにそう尋ねると、「あると思います」と迷いなく明るく答える人が圧倒[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.07.16

(第11回)精子と卵子のできるしくみ:減数分裂に見られる男女の違い

この連載の第 1 部ともいえる第 2 回〜第 10 回では、男女、そして様々な性の体や脳がどのようなしくみでできあがっていくかをお話しした。今回から始まる第 2 部では、精子や卵子の形成、年齢に伴う生[……]
伊藤真のひまわり先生| 2024.07.10

(第69回)軍事化とジェンダー

ジェンダーとは、社会的に作られた社会的・文化的性差(=男らしさ・女らしさ)をいいます。今回は、ジェンダーと戦争が、憲法的にどのようなかかわりを持つのか考えてみます。 おしえて! ひまわり先生! [……]
一冊散策| 2024.07.08

『思春期の「つながる気持ち」はどこへ行く?ーー学校に行きづらい子どもとネット・ゲーム・SNS』(著:関正樹)

はじめに 思春期というと、みなさんはどんな子どもたちの姿を思い描くでしょうか? 「反抗期」と結びつける人もいるでしょうし、「自立の時期」を思い浮かべる人もいるかもしれません。一般的には、思春期とは[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.07.04

(第10回)ウェブはじめました――親権者変更

令和の家裁から 調停や調査の姿が、大きく変わりつつある。 令和3年度以降、全国の家裁で「ウェブ会議システムを用いた家事調停」、通称「ウェブ調停」が導入され始めており、遅くとも令和6年度中にはす[……]
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