#社会 タグ 記事一覧

現実を「統計的に理解する」ための初歩の初歩(麻生一枝)| 2019.12.18

(第2回)サンプルは母集団を代表しているか? —「無回答による偏り」を中心に

私たちは、何らかの集団について、何かを知りたくてデータをとる。数学の期末試験のクラス平均は何点だろう。4 月に入学してきた新入生は、一年後、大学の授業にどの程度満足しているのだろうか。横浜市民は IR[……]
私の心に残る裁判例| 2019.12.16

(第18回)許可抗告制度のもとで生まれた最初の解釈判例・事例判例(遠藤賢治)

許可抗告制度のもとで生まれた第一号判例 1 請負工事に用いられた動産の売主が請負代金債権に対して動産売買の先取特権に基づく物上代位権を行使することの可否 2 請負工事に用いられた動産の売主が請[……]
一冊散策| 2019.12.12

『子育てに苦しむ母との心理臨床――EMDR療法による複雑性トラウマからの解放』(著:大河原美以)

はじめに 子どもをほしいと思って産んだのに,どうしてこんなにイライラするのだろう。よいお母さんになりたかったのに,また,怒ってしまった,怒りが止められない,どうしてほかのお母さんのように,子どもにや[……]
子育てのノロイを解きほぐす―発達障害の子どもに学ぶ(赤木和重)| 2019.12.10

(第4回)「カダイ」のノロイ

家ではすごくないお父さん 寒くなってきましたねぇ。わが家は、夏はシャワーで済ますことが多いのですが、さすがにこれだけ寒くなると、湯船にお湯をはります。仕事をなんとか早く終わらせたときは、息子とゆっく[……]
私の心に残る裁判例| 2019.12.02

(第17回)終末期医療における法的問題の「抜本的解決」について(佐藤結美)

川崎協同病院事件上告審決定 気管支ぜん息の重積発作により入院しこん睡状態にあった患者から、気道確保のため挿入されていた気管内チューブを抜管した医師の行為が、法律上許容される治療中止に当たらないと[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2019.11.27

(第16回)公の法は私人の合意によって変更されえない

Jūs pūblicum prīvātōrum pactīs mūtārī nōn potest. 2~3世紀のローマ法学者パーピニアーヌスの文章で、6世紀には学説法として法文にまでなっている [……]
こころの現場からセレクト(こころの科学)| 2019.11.25

生徒に「おごる」「お金を貸す」:保健室(すぎむらなおみ)

◆この記事は「こころの科学」163号(2012年5月)に掲載されたものです。◆ 「生徒にお金をあげた」!? 「私、どうすればよかったんでしょう」とある若い養護教諭に話しかけられた。家庭環境[……]
現実を「統計的に理解する」ための初歩の初歩(麻生一枝)| 2019.11.18

(第1回)統計的にモノを見るとは?—数字にだまされないために

統計的にモノを見るとはどういうことだろう。統計というと、聞いただけでしり込みしてしまう人は多い。平均はまあいいにしても、標準偏差あたりから、$\Sigma$ だの 2 乗だの $\sqrt{\phan[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

小さな「助けて」を社会へ

社会のさまざまな場所に、困難な状況に置かれながら、そのことを他者に打ち明けることなく、抱え込んでいる人たちがいます。外側から見れば、困っているのであれば誰かに頼ればいい、支援団体や行政窓口など[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

早めに「しんどがる」子育て(貴戸理恵)

どうして我慢してしまうのか 「ご自宅に伺うとね、玄関先でいきなり泣く方もいるんですよ」 先日、生後3ヵ月の娘のベビーシッターを頼んだら、シッターさんが言っていた。 「いきなり泣いた」とい[……]
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