#社会 タグ 記事一覧

悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.05.22

(第23回)力を力でしりぞけることは許されている

Vim vī repellere licet. 2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの引用する命題で、6世紀には学説法として法文にまでなっている。 ひとむかし前なら立派なポルノであった「アル[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2020.05.19

(第21回)実務家が外国法に触れる際の視点(松井博昭)

両角道代「外国法を学ぶ意味─労働法の視点から」 法律時報92巻4号(2020年年4月号)29頁以下 筆者は、主に労働法について、外国法に触れる機会が度々あった。その際に、実務家としてどのような視点[……]
子育てのノロイを解きほぐす―発達障害の子どもに学ぶ(赤木和重)| 2020.05.09

(第9回)「まぁ、よしとしましょう」で怒りとつきあう

「火事場のポジティブテンション」は続かない 5月4日現在、新型コロナ肺炎の感染拡大は、おさまっていません。本記事がアップされるゴールデンウィーク明けの時点でも、「完全収束」にはほど遠いでしょう。私の[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.04.24

(第22回)承諾する者に不法は生じない

Volentī nōn fit injūria. 6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの命題を少しアレンジすることによって生まれた。 「知りかつ同意する者には不法も悪意[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.04.16

(第21回)法律は些事には拘泥しない

Dē minimīs nōn cūrat lēx. 英法の格言であるが、6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者カッリストラトゥスの命題や哲学者キケローの著作の断片をアレンジするところから生ま[……]
子育てのノロイを解きほぐす―発達障害の子どもに学ぶ(赤木和重)| 2020.04.09

(第8回)不安のジェットコースターのなかで

ほんまにやばい 3月5日に前回の記事を執筆した時点では、新型コロナウイルス感染症は中国や韓国、日本が中心でした。日本では、ちょうど2月末に出た学校の一斉休校要請で、ドタバタしていた頃です。欧米では、[……]
私の心に残る裁判例| 2020.04.01

(第22回)判例時報が一号で一件しか掲載できない長文判決との格闘(田淵浩二)

志布志事件不起訴原告組民事訴訟第一審判決 無罪判決が確定した刑事事件に関し、公訴提起された事件の一部又はその関連事件に関与したとして取調べ等を受けた被疑者に対する警察の捜査の一部に、社会通念上相[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.03.26

(第20回)誰も思考のかどでは罰をうけない

Cōgitātiōnis poenam nēmō patitur. 2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの文章で、6世紀には学説法として法文にまでなっている。 こういう趣旨を別の言葉で表現す[……]
こころの現場からセレクト(こころの科学)| 2020.03.17

「できない」の真相:予備校(喜多徹人)

◆この記事は「こころの科学」153号(2010年9月)に掲載されたものです。◆ 「本当にこの子は錠剤が飲めないんです!」 お母さんが伏し目がちに泣きそうな顔で話すと、A子さんは同じような悲[……]
現実を「統計的に理解する」ための初歩の初歩(麻生一枝)| 2020.03.13

(第5回)小さなサンプル・サイズの問題点 — ランダム化で生まれる偏り

サンプル・サイズの小さい社会調査 $\def\t#1{\text{#1}}\def\dfrac#1#2{\displaystyle\frac{#1}{#2}}$ 「サンプル数の少ない($=$サンプ[……]
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