#社会 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.08.18

(第24回・終)人工配偶子作製のゆくえ:他にもある作製術と受精卵作製容認への動き

前回は,体の細胞から作られた iPS 細胞 (人工多能性幹細胞) を原料に,精子や卵子を作る,という研究が進められていることをお話しした[1],[2].2023 年の時点で,すでにマウスでは,オスの体[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.08.05

(第81回)DXの進展により、変化する民事法の役割(有吉尚哉)

西内康人「DXと民事法---消滅・発生構成と技術的条件の果たす役割」 法律時報97巻2号(2025年2月号)30頁 近年、暗号資産、ステーブルコイン、セキュリティ・トークン、NFT(Non-Fungi[……]
法学セミナー
連載紹介(法学セミナー)| 2025.07.22

生活妨害(騒音)に対する差止訴訟・損害賠償請求訴訟(島村健)(連載:環境法基本演習 第1回)

◆この記事は「法学セミナー」843号(2025年4・5月号)に掲載されているものです。◆ 連載開始にあたって この連載は、環境法の基本的な仕組みや環境訴訟の主要論点について学習するための演習形式の教[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.07.17

(第23回)人工配偶子:iPS 細胞から作られつつあるヒトの精子と卵子

前回お話ししたミトコンドリア移植よりはるかに重大な倫理的・社会的・法的問題を、近い将来引き起こすであろう研究の流れに、「成体 (ヒトでいえば成人) の体の細胞を原材料として、人工的に精子や卵子をつくる[……]
法学セミナー
特集から(法学セミナー)| 2025.07.12

世論が立法・裁判に及ぼす影響についての実証的・規範的検討(御幸聖樹)(特集:「世論」と法)

◆この記事は「法学セミナー」845号(2025年8・9月号)に掲載されているものです。◆ 特集:「世論」と法 法は、「感情」とは一定の距離を持って運用される理性的なものでありつつ、 社会の変化に応じて[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.07.08

(第4回)専門性を支える5つの土台「PEACE」

はじめに 第1回から「倫理観」に触れてきましたが、想いだけではどうにもならないことも少なくありません。想いを形にするには専門的な知識や技術が不可欠です。前回は「専門性」を扱い、支援の軸という言葉を用い[……]
私の心に残る裁判例| 2025.07.01

(第85回)見えない線のはざまで(菅野亮)

松戸事件上告審判決 裁判員裁判において死刑の選択が問題となる事案の量刑評議のあり方等 最高裁判所平成27年2月3日第二小法廷判決 【判例時報2256号106号】 見えない線を初めて意識したのは、30[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.06.26

(第17回)音楽のラテン語とラテン語格言:Mūsica est exercitium arithmēticae occultum nescientis sē numerāre animī /音楽とは, 自分が数えていることを知らない精神の隠された数学の訓練である

音楽に関するラテン語の引用句の中でも私が最初に思い出すのは, 表題に掲げた哲学者・数学者 G. W. ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)によるこの[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.06.23

(第80回)労働経済学からみる「働くこと」について(松井博昭)

黒田祥子「労働経済学からみる『働くこと』」 法学セミナー843号(2025年4・5月号)34~39頁 法学セミナー843号「特集『働くこと』を考える」(本特集)は日本の労働環境のこれまでとこれからにつ[……]
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