#法律 タグ 記事一覧

一冊散策| 2023.04.24

『憲法Ⅰ[第2版]』(著:渡辺康行、宍戸常寿、松本和彦、工藤達朗)

第2版 はしがき 本書は、基本権=憲法上の権利に関する全く新しい構想の体系書を世に問う試みだった。そこには当然に大きな不安と多少の自信があったのだが、本書は幸いにして多くの読者を得るとともに[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2023.04.18

(第53回)新時代の通商ルール――社会条項の拡大(平家正博)

濱田太郎「貿易と労働――貿易協定等における社会条項の多様化とその評価」 日本国際経済法学会年報第31号17~40頁 近頃、企業活動における人権尊重の要請が高まっており、各国では、企業に対して、サプ[……]
特集から(法学セミナー)| 2023.04.12

主権者としての受刑者――在外国民審査権訴訟から受刑者選挙権訴訟への軌跡(吉田京子)(特集:憲法を生かす)

◆この記事は「法学セミナー」820号(2023年5月号)に掲載されているものです。◆ 特集:憲法を生かす 憲法訴訟に取り組む弁護士たちの活躍にフォーカスすることで、憲法が実生活に生かせることを[……]
伊藤真のひまわり先生| 2023.04.06

(第54回)日本学術会議問題と学問の自由

2022年12月、政府は、日本学術会議について関連する法律を制定するための基本方針を発表しました。 これには、学問・科学技術の領域に対して、政府がコントロールできるようにする意図があるようにも思[……]
法格言の散歩道(吉原達也)| 2023.04.05

(第19回)婚姻を作るのは、交合ではなく、合意である

Nuptias non concubitus sed consensus facit. (Ulpianus libro 36 ad Sabinum, D. 50, 17, 30) ヌプティアー[……]
私の心に残る裁判例| 2023.04.03

(第59回)バブル崩壊後、担保裁判例が隆盛をきわめた頃――裁判例は、社会の実相を映す鏡のごとく(田髙寛貴)

不動産を目的とする商事留置権の成否、及び抵当権との競合 1 宅地造成請負契約の請負人による債務者所有の造成土地に対する占有が、商人間の留置権の成立に必要な占有といえるとされた事例 2 不動産を目的[……]
法律時評(法律時報)| 2023.03.30

メタバース時代の知的財産法?ーー生鮮食料品と求道者(上野達弘)

◆この記事は「法律時報」95巻4号(2023年4月号)に掲載されているものです。◆ 1 流行としての「メタバース」 周知のように、「メタバース」が世間を賑わしている。定義については諸説あるが、メタ[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2023.03.24

(第52回)CDNを用いた海賊版閲覧サイトとプロバイダ責任制限法(濱野敏彦)

丸橋透「プロバイダ責任制限法」 ジュリスト1573号(2022年)78頁~85頁より 「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」(以下「プロバイダ責任制限法」と[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.03.24

(第6回)土地利用規制がもたらす帰結:博多駅のスカイラインの風景から

はじめに 福岡市の玄関口である博多駅を降りて西側に出てみよう。その景色に何か違和感を覚えないだろうか。実は、博多駅西側では、どのビルの高さも揃っているのである (図 1)。これは博多駅周辺には標高 [……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2023.03.23

(第20回・最終回)日本戦後史のなかの沖縄―復帰運動にみる同化と抵抗(戸邉秀明)

前回は、近代の日本に組み込まれた沖縄が、どのような差別と同化の歴史を経験したかをたどりました。その歴史は、日本が民族差別の序列を深く内蔵した植民地帝国だったことの反映でした。そこで沖縄の人びとは、差別[……]
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