#文化 タグ 記事一覧

悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2021.02.08

(第28回)誰も有罪とは推定されない

Nēmō malus praesūmitur. 英法の格言 本来、この格言は、第27回の格言に示された理念をウラ側から眺めたものにすぎず、被告人が、刑事訴訟法上、まず「無罪の推定」をうけており[……]
私の心に残る裁判例| 2021.02.01

(第33回)考慮不尽と他事考慮(磯部力)

日光太郎杉事件控訴審判決 土地収用法による建設大臣の事業認定を同法20条3号にいう「土地の適正且つ合理的な利用に寄与するもの」の要件をみたしていない違法があると判定した事例 東京高等裁判所昭和48[……]
人文的な数学の話(井ノ口順一)| 2021.01.14

(第4回)東方の夢

タイトルを見てシェイクスピア劇『アントニーとクレオパトラ』のセリフ ``我が喜びは東方にある"  (In the east my pleasure lies,小田島雄志〔訳〕)が頭に浮かんだ読者もおら[……]
人文的な数学の話(井ノ口順一)| 2020.12.15

(第3回)道と驛と線と

政治史や文化史とは違った観点からの歴史を語ってくれる本を見つけると,思わず手にとってしまいます.道から日本史を観るというのは面白いなと思い,参考文献リストに挙げた本[1], [2], [3]を読み漁り[……]
こころのくすり、くすりのこころ(渡邉博幸)| 2020.12.10

(第3回)「頭がシャキッとするくすりに変えてもらえませんか」

統合失調症の方の生活とくすりの役割 今回は、統合失調症の方に用いられる「抗精神病薬」の話をします。 統合失調症は精神医学の黎明期から、研究・臨床の中心的テーマでした。薬物療法の開発はもちろんの[……]
人文的な数学の話(井ノ口順一)| 2020.11.16

(第2回)正倉院展

2019 年の 11 月,東京国立博物館で開催された御即位記念特別展「正倉院の世界 --- 皇室がまもり伝えた美」に家族で出かけました.正倉院宝物の黄熟香 (蘭奢待) とよばれる香木 (沈香) を鑑賞[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.11.05

(第27回)疑問のある場合には被告人に有利に〔判断されるべきである〕

In dubiō prō reō 〔jūdicandum est.〕 団藤重光氏によると、これは、フォイエルバッハの好敵手であったシュテューベルが1811年に作ったものとされている。初出はもっと早く[……]
人文的な数学の話(井ノ口順一)| 2020.10.15

(第1回)ちょっと文学的

古典を読んだり,人文系の本を読んだりするときに,数学は案外と身近なものだと改めて気づくことがあります.また数学の知識があると「読書をさらに楽しめる」ことがあるように思います. たとえば『万葉集』[……]
私の心に残る裁判例| 2020.10.02

(第28回)判例評釈における『教科書的論点』の扱い方について(小島立)

「希望の壁」事件 高層ビルを中心にした複合商業施設に所在する緑地、散策路などで構成された庭園内に「希望の壁」と称する工作物を設置することが、庭園の著作者の同一性保持権を侵害するとした当該工作物の[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2020.08.28

(第24回)プラットフォーム時代の「多元的競争」に向き合う法(沼田知之)

石岡克俊「『競争』の観念とその立憲的価値-競争法の視点から」 法律時報92巻9号(2020年8月号)24~29頁より 独禁法2条4項は、複数の事業者が同一の需要者に同種又は類似の商品・役務[……]
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