#文化 タグ 記事一覧

捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.01.17

(第5回)唯一の物的証拠である陰毛のすり替え―鹿児島の夫婦殺し事件

鹿児島の夫婦殺し事件 ―最判昭和57年1月28日刑集36巻1号67頁 最高裁判所は、夫婦殺し事件について被告人を有罪と認めた控訴審判決に事実誤認の疑いがあるとして破棄・差戻しの判決をした。破棄[……]
私の心に残る裁判例| 2019.01.07

(第4回)出会いを通して再発見した判決の意義(木下智史)

猿払事件第一審判決 国家公務員法110条1項19号(102条1項、人事院規則14-7)が憲法21条、31条に違反するとした事例―いわゆる猿払事件第一審判決 (旭川地方裁判所1968(昭和43)[……]
ぶらり民法散歩(伊藤栄寿)| 2018.12.20

(第4回)佐賀

佐賀県佐賀市。北は福岡県福岡市・糸島市に接し、南は有明海に面している。九州最大の駅・博多駅から特急電車に乗れば、40分ほどで佐賀駅に到着する。 歴史的にみると、佐賀は肥前国に属していた。戦国時代[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2018.12.18

(第4回)理の嵩じたるは非の一倍

「北条氏直時代諺留」および「世話尽」に見えるもの。簡単に「理が非になる」とも言う。 理も度がすぎれば、かえって非におちいる、ということか。この点については同趣旨のラテン語格言の方が圧倒的に有名で[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2018.12.11

(第4回)拷問を告発した警察官を偽証罪で逮捕・勾留―二俣事件

二俣(ふたまた)事件 ―最判昭和28年11月27日刑集7巻11号2303頁、判時14号3頁 静岡地判昭和31年9月20日判時91号3頁 この事件は、ある意味では、前回紹介した松川事件よりもは[……]
そんなことまで行動分析学(蒲生裕司)| 2018.12.10

(第4回)消去

「悪い子はいねが~」 そろそろ今年も終わりですね。大晦日には例年以上にナマハゲが上記のフレーズを叫びながら活躍するかもしれません。 2018年11月29日、国際連合教育科学文化機関(ユネス[……]
ぶらり民法散歩(伊藤栄寿)| 2018.11.21

(第3回)東京・霞が関

東京都千代田区霞が関。言わずと知れた日本の中枢を担う官公庁が集まるエリア。東京駅から地下鉄丸ノ内線に乗れば、5分で霞ヶ関駅に到着する。霞ヶ関駅A1出口を出て、そのまままっすぐ3分ほど歩いたところに、法[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2018.11.20

(第3回)非理法権天

一見すると中国語風であるが、滝川政次郎氏のご研究によると、これは、メイド・イン・ジャパンで、南北朝時代の楠木正成の軍旗に印されていたという言い伝えもあやしく、江戸時代初期のものだそうである。太平洋戦争[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷 明)| 2018.11.15

(第3回)決定的なアリバイ証拠の隠匿―松川事件

松川事件 ――最大判昭和34年8月10日刑集13巻9号1419頁、判時194号1頁 1 どのような事件だったのか 第2次大戦後の重大冤罪事件の代表格として挙げられるものの一つが、今回取り上げる松[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2018.10.24

(第2回)法は善および衡平の術である

Jūs est ars bonī et aequī. 2世紀のローマ法学者ケルススの文章で、6世紀には学説として法文にまでなっている。 2~3世紀の法学者ウルピアーヌスにも、同じように法文化さ[……]
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