#文化 タグ 記事一覧

子育てのノロイを解きほぐす―発達障害の子どもに学ぶ(赤木和重)| 2020.04.09

(第8回)不安のジェットコースターのなかで

ほんまにやばい 3月5日に前回の記事を執筆した時点では、新型コロナウイルス感染症は中国や韓国、日本が中心でした。日本では、ちょうど2月末に出た学校の一斉休校要請で、ドタバタしていた頃です。欧米では、[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.03.26

(第20回)誰も思考のかどでは罰をうけない

Cōgitātiōnis poenam nēmō patitur. 2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの文章で、6世紀には学説法として法文にまでなっている。 こういう趣旨を別の言葉で表現す[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.02.27

(第19回)眼には眼を、歯には歯を

こういう思考スタイルを示す規範は、前18世紀バビロニアのハンムラピ法典や、聖書、イスラム教の経典であるコーランなどに見られる。法規でなく、たんなる思想のレベルでそれを追えば射程はもっとひろがるだろう。[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.01.27

(第18回)法律がなければ犯罪はない/法律がなければ刑罰はない

Nūllum crīmen sine lēge. / Nūlla poena sine lēge. フォイエルバッハの刑法教科書(1811年)ではじめて用いられた標語と伝えられる。 「あらかじ[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2019.12.26

(第17回)裁判官は物言う法律である

Jūdex est lēx loquēns. 英法の格言。 「裁判官の任務は法を宣言することであって、法を与えることではない Jūdicis est jūs dīcere nōn dare. [……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2019.11.27

(第16回)公の法は私人の合意によって変更されえない

Jūs pūblicum prīvātōrum pactīs mūtārī nōn potest. 2~3世紀のローマ法学者パーピニアーヌスの文章で、6世紀には学説法として法文にまでなっている [……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.11.11

(第15回)現場に遺留された多くの物証には目もくれず、ひたすら、目星をつけた被疑者を厳しく追及して虚偽自白させ起訴─氷見事件

氷見事件 富山地判平成14年11月27日 富山地判平成27年3月9日判時2261号47頁 連続して発生した屋内強姦事件について、似顔絵などに基づく聞き込み捜査でA氏への嫌疑を深め[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.10.15

(第14回)違法な取調べで無理やり虚偽自白をさせ、自然発火による火災事故を保険金目的による放火殺人事件として起訴─東住吉事件

東住吉事件 大阪地判平成11年3月30日判時2324号63頁 大阪地決平成24年3月7日判時2324号43頁 大阪地判平成28年8月10日判時2324号11頁 自動車の[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2019.10.11

(第15回)特別法は一般法を破る/後法は前法を破る

Lēx speciālis dērogat lēgī generalī. / Lēx posterior dērogat priōrī. 前者は、6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者パーピ[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2019.09.17

(第13回)被告人のアリバイを証言した証人を偽証罪で逮捕・勾留・起訴―甲山事件(2)

甲山事件(2) 前回の記事を見る (5) 明白なアリバイをつぶすため事実の歪曲・ねつ造 しかし、証拠ねつ造の最大のものは、第2次捜査の段階で行われたアリバイ潰しである。第1次捜査の際、検[……]
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