#英語 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.07.17

(第23回)人工配偶子:iPS 細胞から作られつつあるヒトの精子と卵子

前回お話ししたミトコンドリア移植よりはるかに重大な倫理的・社会的・法的問題を、近い将来引き起こすであろう研究の流れに、「成体 (ヒトでいえば成人) の体の細胞を原材料として、人工的に精子や卵子をつくる[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.01.21

(第13回)墓碑銘のラテン語(エレジー, エピタフ, エピグラム):HIC EGO QUI IACEO TENERORUM LUSOR AMORUM/ここに眠る私は, ささやかな恋の詩に戯れた者

エレジー 詩のジャンルをあらわす名称のひとつにエレジー elegy というものがあります. この英語の名称の起源は, 究極的には, 古代ギリシア語の ἐλεγεία (elegeia)に遡るものです[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.11.14

(第10回)多数決的共和国としての私

「あなたは本当はこう思っているんでしょう」とか、「あなたの本音はどうなの」とか、こう聞かれて戸惑うことはないでしょうか。そもそも私たちの行動に本当にひとつの動機がいつもあるのかどうか。たとえば「私のこ[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.07.24

(第69回)刑罰論の「休戦」案から考える、企業不祥事の予防、対応(宮本聡)

ポール・H・ロビンソン(松澤伸監訳=十河隼人訳)「刑罰論戦争の『休戦』?──経験的デザート、社会的信頼、道徳的規範の内面化」 早稲田法学96巻1号(2020年)251頁以下より((本稿は、ドイツ語の[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2024.04.24

(第6回)ことわざの由来(前編) Ovumne prius extiterit an gallīna?/卵が先か鶏が先か?

ラテン語の格言は最初から格言だったわけではなく, 多くの場合, もとはと言えば特定の作家がラテン語で書いた特定の文章の中で使われていた文章です. それを読んだ読者が抜粋し, 引用し, 場合によっては,[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.04.10

(第64回)生成AIの特徴(パターン処理)と米国訴訟等(濱野敏彦)

奥邨弘司「生成AIと著作権に関する米国の動き――AI生成表現の著作物性に関する著作権局の考え方と生成AIに関する訴訟の概要」 コピライト63巻747号(2023年)31頁~51頁より いわゆる生成[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2024.01.22

(第3回)曲解された格言? Et in Arcadiā ego/アルカディアにも私は

Et in Arcadiā ego エト イン アルカディアー エゴー (アルカディアにも私は) はじめに 東京にお住まいの方ならば, 「アルカディア」と言えば, 市ヶ谷にある「アルカ[……]
一冊散策| 2023.08.31

『法廷弁護における説得技術─法廷できわだつ弁護士になるために』(著:ブライアン・K・ジョンソン、マーシャ・ハンター/訳:大森景一・川﨑拓也・東向有紀・白井淳平)

刊行によせて 優れた法律家には様々なタイプがありますが、共通しているのは、アイデアの本質を捉え、そのアイデアの本質的な強さや説得力を、他者に納得させる方法で表現する力を持っていることです。説得力は必[……]
一冊散策| 2023.08.21

『国際契約の英文法』(著:中村秀雄)

はじめに――これからの時代の国際契約書を目指して 法律文書をわかりやすい英語で書こうという‘Plain English Campaign’が英米ですでに1960年代に始まっているのに、契約書をはじめ[……]
法格言の散歩道(吉原達也)| 2023.04.05

(第19回)婚姻を作るのは、交合ではなく、合意である

Nuptias non concubitus sed consensus facit. (Ulpianus libro 36 ad Sabinum, D. 50, 17, 30) ヌプティアー[……]
画像、音声、動画のコピーはご遠慮ください