#精神科医 タグ 記事一覧
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.06.13
(第17回・最終回)精神科医の流儀
総合病院などで他科の先生とおつきあいをしていると、ちょっとした行き違いが生じることがありますが、その中に、受診してきた人を引き受けるかどうか、引き受けるとした場合どのように引き受けるかを常に初診で考え[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.05.14
(第16回)精神科医とAI
先日、TikTokでラランドのサーヤが相方のニシダの悪口をChatGPTに言わせようと、あの手この手を尽くす番組を視聴しました。
すごいなと思ったのは、サーヤの言うことに本当に上手に同意しながら、し[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.04.14
(第15回)いじコミこみこそわが人生
「いじコミ」という熟した言葉があるわけではありません。わたしが『普通という異常』という本の中で、定型発達と呼ばれる人たちの定型発達性が極端になった場合の特性を記述するために思いついた表現で「いじわるコ[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.02.14
(第13回)病んでいる人が家族の中でいちばん弱いわけではない
ある講演で心理学者の河合隼雄先生が言われていた印象深い言葉があります。精神的に病んでいる人は必ずしも家族の中でいちばん弱い人ではない、むしろときには家族の中でいちばん精神的に強い人が家族の人柱のように[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.01.14
(第12回)自分の感情を打腱器にするということ
打腱器というのは、脳神経内科の先生が腱反射をみるときに使う道具です。道具はなんでもそうであるように使い勝手があります。たとえば、膝での膝蓋腱反射は手慣れていない人があまりよくない道具で試みても比較的簡[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.04.16
(第3回)恋人転移から始まり、父親転移を通り、おじいさん転移に到る
若い精神科医の試練のひとつとしての恋人転移
きちんと臨床をしようとしている若い精神科医にとって、最初の試練はいくつかありますが、「恋人転移」もそのひとつでしょう。文字どおり、来訪者が年若い精神科医に[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.03.14
(第2回)外来における「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」
「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」と静的了解
うちの医局では(もう定年で退職したので、厳密には元医局というべきなのですが)、相談に来られる患者本人や家族への対応を、とりあえず今は「ふにゃふにゃ」し[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.02.14
(第1回)ラスト・ジェンガ、ファースト・ジェンガ
医学部の学生さんに、私の診察に陪席してもらっていたとき、患者さんが退席してから自分の処方を見てもらって、「この処方は精神科でのよい処方のひとつの条件を備えていますが、どの点がそうかわかりますか」とよく[……]
日本のリーダーはなぜ決められないのか――経営に活かす精神分析(堀有伸)| 2022.09.21
(第9回)ビジネスパーソンが「うつ病」になるとき
うつ病とその社会的損失
2014年に行われたある推計によれば、日本でのうつ病による社会的損失は年間約2兆円だった((佐渡充洋「うつ病による社会的損失はどの程度になるのか?―うつ病の疾病費用研究」『精[……]
こころのくすり、くすりのこころ(渡邉博幸)| 2021.08.05
(第11回)「副反応」を考える
お盆に思い出すこと
毎年この時期、診療で患者さんとの間で話題に上るのは、お盆のことです。次の予約日を決める際に「8月のお盆期間の外来は休診ですか?」と尋ねられたり、「7月は新盆(にいぼん)で忙しいの[……]













