#司法 タグ 記事一覧

伊藤真のひまわり先生| 2020.06.30

(第20回)検察庁法改正問題と憲法

検察官の定年延長をめぐっては、政府にとって都合のよい人物をそのポストにとどめておけるということで、ツイッターを中心に、「#検察庁法改正案に抗議します」との批判が巻き起こりました。検察庁法改正案はいった[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2020.06.22

(第22回)技術革新を実務に活かすための思考法(有吉尚哉)

山内鉄夫「技術革新と不動産登記」 法律時報92巻5号(2019年4月号)85頁~90頁より 近年の急速な技術革新により、分野を問わず多様な取引に新たなテクノロジーが利用されるように[……]
私の心に残る裁判例| 2020.06.01

(第24回)戦後補償に風穴をあけた平等原則(德田靖之)

台湾楽生院訴訟東京地裁判決 台湾に設置されたハンセン病療養所である台湾総督府癩療養所楽生院は、台湾に癩豫防法(昭和6年法律第58号による改正後の明治40年法律第11号)が施行された昭和9年10月[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2020.05.14

(第4回)民事調停手続を利用してみませんか(3)

前々回、前回と取り上げてきた民事調停手続ですが、このテーマの最終回となる今回は、より実践的な調停の使い方、特に代理人が口にすることの多い「調停の長さ」の問題とその解決法について取り上げます。 1 調[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.04.24

(第22回)承諾する者に不法は生じない

Volentī nōn fit injūria. 6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの命題を少しアレンジすることによって生まれた。 「知りかつ同意する者には不法も悪意[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2020.04.15

(第20回)捜査・公判を通じ捜査側の多くの違法行為が介在し、最高裁の判決自体も二転三転し、18年目にしてようやく無罪判決が確定した戦後最大の冤罪事件―八海事件(2)

前回は、主として捜査官の違法行為を中心に指摘したが、今回は、本件の誤判原因を解明した後、本件当時と現在との捜査の比較や最高裁における審理方式の違いなどについて解説する。 8 誤判・冤罪の原因は何か [……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2020.02.18

(第2回)民事調停手続を利用してみませんか(1)

1 民事調停手続 唐突ですが「民事の紛争を解決するための法的手続」と言われて、あなたが思い浮かべるのはどのような手続でしょうか。おそらくまず最初に思い浮かべるのが訴訟でしょう。 当事者同士での[……]
私の心に残る裁判例| 2019.12.02

(第17回)終末期医療における法的問題の「抜本的解決」について(佐藤結美)

川崎協同病院事件上告審決定 気管支ぜん息の重積発作により入院しこん睡状態にあった患者から、気道確保のため挿入されていた気管内チューブを抜管した医師の行為が、法律上許容される治療中止に当たらないと[……]
伊藤真のひまわり先生| 2019.11.08

(第14回)裁判所と政治的問題

今回は、「裁判所と政治との関係」をテーマに取り上げます。 日本国憲法は三権分立の原則を定めており、裁判所は、独立して司法権を行使することができます。 しかし「高度に政治的な問題」に対しては[……]
「弁護士×経営支援」のススメ(中村 真)| 2019.09.11

(第12回・最終回)弁護士の診断士資格取得の必要性について

1 「弁護士は経営のことはわからない」というドグマからの脱却 これまで、弁護士が中小企業の経営支援に携わっていくべきことについて、延々11回かけて触れてきました。 今回は、その締めくくりとして[……]
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